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男性リウマチ…第2話

 

このブログは、真剣にリウマチに悩み苦しんでいる男性『だけ』が読んで下さい。そして、少しでもリウマチの症状や気持ちに余裕がある方は控えて下さい。 お願いします…

 

 

男性リウマチ…第2話

 

ボクは今まで、

料理の世界で働いてきました。

お客さんからすれば、

『美味しい料理を作れてイイね』

といわれる事が多くありますが、

厨房で働く事は大変です。

未だに上下関係がハッキリしていて、

ストレスはかなり感じます。

そして何よりも、

職場の人間関係や共に過ごす時間は

家族の時間よりも長い事です。

もし嫌いな人がいれば1日中、

同じ空間で働かなければいけません。

その時間は平均して10時間以上です

その狭い空間で、

離れる事も出来ずガマンの連続です。

『人間関係』『大きなストレス』

なのです。

そして…

『狭い空間と長い時間』

そんな職場にボクは今まで働いていました。

まして当時は、

引っ越して新たなスタートを切り

馴染めない環境でした。

まだ…

新たなスタートを切って半年も満たない

そんな時でした…

 

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始めの症状は、

背中の突っ張る感覚があり

妻によくシップ薬を背中に貼って

もらっていました。

なにか筋が張っているようで

痛みというよりも違和感の方が大きかった

です。

しかし…

奥歯の痛さには

かなり焦ったのが本音です。

いま、思い返せばあご関節の痛みだと

ハッキリわかる事なのですが、

当時は、奥の歯の痛みだと勘違いをして

いました…

そして、アゴの関節の痛みが発症し

その痛みは左右に移動し、

食事をする事さえ…

会話をする事さえ…

苦痛に感じていました。

しかし数日後、その激痛はウソのように

ゆっくり引いていきました。

そして今回は、

痛みが引いて安心していた中、

悲劇が起こりました…

・・・

それはまるで

クギでカラダを打たれ、さらに

そのクギでエグられたような痛みが

ボクの右肩を襲いました。

あまりの痛さに呼吸は浅くなり

「イタい!」

と言えないくらいに顔を歪めて、

ボクはその場にうずくまりました。

その時ボクは、

仕事をしていたのですが、

仕事中の突然の出来事に周りの仲間達は

呆然となりました…

あまりの突然なことだったので誰一人、

ボクに声をかけてくれませんでした。

そして急遽、病院へ車で送ってもらう事

になりました。

病院へ向かう道中…

あまりの激痛に頭がフラフラしていました。

ただ…

早く…な・んと・かし・てほし・い…

と、モウロウとしながら祈りました…

いつも通勤で使う小さな軽いカバンさえ

持つことができず、財布だけを無様な姿で

ポッケットに入れました。

左手で右肩をかばい大きくカラダを曲げ

病院内まで必死に歩きました…

「緊急で…おねがいし…」

と、痛みに耐えながら汗まみれの顔を

歪ませながら訴えました。

その姿に周りの患者さんたちは、

驚いた顔でボクの方を見続けていました。

しかし…

幾ら緊急でも待ち時間はあります。

ボクはカラダを大きく曲げゆっくりと

イスに座りました。

「大丈夫ですか?」

と、隣に座っていた中年の女性に声を

掛けられました。

「何も話し掛けないで…」

と、余裕のないボクはそう思いながら

恥ずかしさもなくただ…

うつむき加減の頭をさらに下げて

深くうなずきました。

今まで経験した痛みの中で、

1番痛みを感じた時は小学生の頃に

鉄棒から落ちた時の経験でした。

うでを骨折した…

その痛みしか経験がありません。

ですので、

比べものにならない程の深さのある

強烈なこの痛みは今までの中で初めての

耐え難い経験でした。
・・・

「すぐに診て!」「助けて!」

と、次第に自分本位な気持ちになり

診察までの待ち時間はイヤな仕事を

任された時よりも何十倍も長く感じました。

「早く何でもいいからラクにして!」

と、次第にボクはイライラしてきました。

「ホリエさんどうぞ」

と、名前を呼ばれた瞬間…

カラダの緊張が緩み、

脱力感でカラダがナマリのように重たく

感じました。

しかし…

反対に今まで感じていた激痛に

少しカラダが慣れた感覚がありました。

診察室に行くなり先生の前のイスに、

すがる思いで座りました。

『なにも、身に覚えはないし…

数日前から痛みが強くなって…』

とボクは訴えました。

『検査をしましょう』

と、先生の診察時間は短い間でした。

が、

検査をする時間はものすごく長く、

次から次へと病院内を歩かされました。

そして診断結果が言い渡されました。

『レントゲンでは問題はない』

と、先生が言いました。

その直後にボクは、

『エッ!』

『骨じゃなかったら何なんですか?』

と、痛みをこらえながら聞きました。
『うーん』

『・・・』

『しかし、ホリエさんのその手の色が、気になりますね…』

と、先生はヒザの上に置いた紫色した

腫れぼったいボクの両手をじっくりと見ました。

そして、

『紹介状を出すから一度、

大きい病院で検査して下さい』

と、先生は真剣な表情でボクを黙らせました。

『・・・』『嘘でしょ?うわ~最悪』

『まさか…大きな病気なのでは』

と、ボクの頭の中は最悪の事態を

予測し始めました。

そして同時に、

心臓のあたりがドキドキし始め

心配と壮絶な恐怖に襲われました…