男性リウマチ…第8話

このブログは、真剣にリウマチに悩み苦しんでいる男性『だけ』が読んで下さい。そして、少しでもリウマチの症状や気持ちに余裕がある方は控えて下さい。 お願いします…

 

男性リウマチ…第8話

 

皮肉の策・・・

仕事も辞め生活が出来ない…

そのため、実家に戻る事になりました。

正直、惨めでした…

そして、

専門医のいる病院へ行くことになり…

少し安心と不安な気持ちが入り混じり

ました。

『カラダはどうなってしまうのか?』

と、ボクは常に考えていました…

・・・

実家のある田舎に帰るや否や、

たちまちボクの病気の噂は小さい町中に

広まりました。

『カラダを壊して帰ってきた…』

『まだ若いのに…』

『どんな病気?大変だなぁ…』

『まだ子供は小さいのに…』

奥さんかわいそう…』

など…

次第にボクや妻の耳に入るようになって

いきました。

毎日、ボクたち家族は激しい劣等感を

持つようになっていきました。

『誰も知らない場所に逃げたい!』

とその時、真剣に考えました…

そんな時でも…

唯一、ボクを支えてくれたのは

『大丈夫だから…』

と、言ってくれる妻と希望に満ちた

息子の存在…

『前向いて行くしかないやろ!』

と鼓舞してくれる数少ない地元の仲間…

でした。

 

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実家に居座って二週間が経ち、

ボクは専門医の病院へ向かいました。

その病院は土曜日だけの診察で、

駐車場には県外からのナンバープレート

を付けた車がちらほらと見えました。

緊張と不安を持ちボクは、

専門医のいる病院内に入りました。

初診の受け付けを終え、

待合室の少し硬めのソファーに

座りました。

その待合室にはリウマチに対する

医学的な治療法やリウマチの症状などの

ビデオ映像が流れていました。

もちろん、

その専門医が映っている映像です。

そしてその映像は診察を待つ多くの患者の

注目の的となっていました。

そのむずかしい専門用語の多い映像を

見ながらボクはイヤな緊張感が出てきました…