リウマチ男性…第13話

 

このブログは、真剣にリウマチに悩み苦しんでいる男性『だけ』が読んで下さい。そして、少しでもリウマチの症状や気持ちに余裕がある方は控えて下さい。 お願いします…

 

 

リウマチ男性…第13話

 

やっと借家を見つけ新たにスタートした

新生活…

それを反対するかのようにボクのカラダは

悪化し始めました。

病院での薬に頼っていた私はとても

不安になり…反対に

『なぜ効かないのか?』

と、怖くなっていきました…

クスリからくる副作用で毎日、

吐き気に襲われる日が続きました…

『この薬…大丈夫なのか?』

と、次第にボクの中に不安と違和感を

持つようになっていきました。

が、

病気に対して無知なボクは、

専門医に逆らう事は出来ませんでした。

ただ…

『この吐き気を何とかして欲しい…』

と、願っていました。

 

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毎月続く…通院生活。

検査結果でのみじかい診断時間の中…

『いつまで薬は飲み続けるのですか?』

と、ボクは専門医がいない空きに

看護師にコッソリと聞いてみました。

するとその看護師は、

『ずっと飲み続けてください!』

と、ハッキリとした口調で言いました。

さらにボクは、

『この病気は治るのですか?』

と、聞いてみました。

少しの沈黙の後…

その看護師は笑顔で、

『クスリを飲んでいたら大丈夫!』

と、不安なボクを励ましてくれました。

『こんな状態が続くのか…』

と、ボクは愕然としました。

愕然としたボクは思い切って、

『吐き気がして気持ちが悪いのです』

『薬を減らして欲しい…』

と、戻って来た専門医師に訴えました…

さらに、

『最終的には治るのですか?』

『薬以外に治す方法はあるのですか?』

『食べ物は気にしなくて良いのですか?』

など…

今まで感じていた不安や思いを専門医師に

訴えました。

するとその医師は淡々とした口調で、

『薬で治療していきます』

『カラダを激しく動かすことは辞めてください』

『人の多い場所は、避けてください』

と、ボクに言いました。

その時ボクは、

なにも聞かなかったら何も解らなかった…

と、今までの診察時間を悔やみました。

しかし反対に、

『なぜ、教えてくれなかったのか?』

と、少し医師に対して不信感が出てきました。

が、

『なにも聞かなかった自分が悪い…』

と、説得させようとする自分もいました…