男性リウマチ…第30話

 

このブログは、真剣にリウマチに悩み苦しんでいる男性『だけ』が読んで下さい。そして、少しでもリウマチの症状や気持ちに余裕がある方は控えて下さい。 お願いします…

 

 

男性リウマチ…第30話

病院を離れてから約6年近く、

ボクは辛く苦しい闘病生活を送ってきました。

高額点滴治療を受ける金銭的な余裕もなく、

処方された薬の副作用で苦しみ…

女性に紛れて男性のリウマチ患者として

とても恥ずかしい思いをしました。

『年寄りみたいな病気やな〜』

と、友達に言われ

自分がリウマチ患者であることに

すごく抵抗がありました…

29歳でリウマチと診断されたボクは

かなりショックを受け、

『リウマチってどんな病気なのか…』

と、いつもネットで検索する日々でした。

多くのリウマチの情報は、

女性に向けたものばかりで

男性へのリウマチの情報は微々たるもの

でした。

女性のリウマチでは、

子育てや家事などに大きな負担があり

男性のリウマチでは、

仕事や生活費に負担がのしかかります。

多くの情報を見れば見るほどボクは、

将来への不安とリウマチへの恐怖に

襲われていました…

 

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高額な医療費と共に、

仕事が今まで通り出来なくなってしまい

給料がカットされ最終的に解雇になる…

そのせいで働くことも出来ず、

貧しくボロボロな生活になってしまい…

『かわいそう…かわいそう…』

と、近所に同情されながら見下され…

リウマチの症状が悪化すれば

未来への希望も持てず、

『男がリウマチだって!』

と、近所や友達や親戚の話のネタにされ、

関節の破壊が進み手足が変形してしまい、

人工関節をはめられ動くことも出来ず…

障害者となり寝たきり生活を強いられ

生活費も払えず…貧しさから子供が

学校でイジメられ不登校になり…

それを機に妻に離婚を要求され…

1人孤独なボロボロの人生を送る羽目になる…

ボクはこんな事を考えていました。

過去…

リウマチになるまでのボクは、

『将来、自分の店を持つぞ!』

と、夢を持ちガムシャラに料理人として

その夢に向かって働いていました。

27歳の時に妻と結婚し、

公私ともに満足な生活を送りそして、

長男を授かる事になりました。

次第に、

『1人では、かわいそう…』

と、妻と相談し2人目の子供を考えていた

矢先…ボクは病に倒れました。

それまで病院での薬の副作用に

苦しんでいたボクは、

『子供に薬の影響が出たらどうしよう』

と、子作りを断念しました。

そして、

あまりの辛さに妻と子供の顔を見るたびに、

『ゴメン…ゴメン…』

と悔み、いつも自分を責め続けていました。

自分の店を持つ夢をあきらめ…

2人目の子供もあきらめ…

仕事もあきらめざる得ない状態…

あまりにも次々と襲う大きな挫折に、

目の前が真っ暗になっていました。

無職になれば生活自体も苦しくなり、

仕方なく家賃のいらない実家に戻りました。

が、

地元に帰れば様々な罵声を浴びせられ

ボクだけではなく妻や子供にまで

心苦しい思いをさせていると思い…

ハローワークに通う生活の中、

なけなしのお金で地元から逃げたい一心で

住む場所を必死に探しました。

そして、

1から仕事を探そうとしても世の中は厳しく

病人の仕事探しに苦戦を強いられました。

そして、やっとの思いで仕事が決まっても

次第にボクのカラダの痛みは強くなり

『いつクビにされるか解らからない…』

と、痛み止めを飲みながら…

いつもビクビクして仕事をする日々でした…

・・・

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