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男性リウマチ…第31話

 

このブログは、真剣にリウマチに悩み苦しんでいる男性『だけ』が読んで下さい。そして、少しでもリウマチの症状や気持ちに余裕がある方は控えて下さい。 お願いします…

 

男性リウマチ…第31話

 

痛み止めでのダマしダマしの仕事も、

限界がありました。

リウマチを発症して数年で、

歩行が困難になってしまい…

『もう無理かも…』

と、日々ひどくなる関節の痛みに

耐えきれなくなっていきました…

肩を上げることも…

階段を上ることも…

何か物を握ることも…

何もかも出来なくなっていきました。

『すみません…すみません… 』

が、いつも仕事でのボクの口癖で

そんな姿を見た会社のおばちゃん達からは、

『あの子はかわいそうに…』

といって会社のいいネタにされていました。

まだ若いのに…

奥さんや子どももいるのに…

と、家族までも同情されるようになり

悔しくて、悔しくて堪りませんでした。

しかし…

それでもボクは仕事を辞めませんでした。

『こんな姿でも出来る事はないのか…』

と、強い思いよりも正直…

『会社に行けば…給料が出る』

ただ、それだけの思いだけでした。

・・・

もし、会社を辞めてしまえば…

毎日、何もせず家で痛みに苦しみ

どうする事も出来ない歯がゆさから

罪のない妻や子供に毎日、当たり…

その声で近所から冷ややかな目で見られ

次第に外にも出れなくなり…

生活苦の貧しさから、

仕方なく妻に仕事をしてもらっても

子育てもろくにできず、

情けない自分の存在をさらけ出すだけ…

1日中、布団の中で生活し…

日々鋭くなる関節の痛みに恐怖を感じ、

治る気配もないリウマチに失望を感じ…

心配をかけ続けた妻が病気になり、

世間から離れた人生を送ってしまう…

ボクはそんなシナリオを毎晩のように

考えていました…

 

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ある日、

痛みに苦しむボクの姿を見た上司は

ボクにこんな事を言いました…

『1週間くらい休んだら?』

ボクはその言葉を聞いた時…

とても気持ちが救われました。

仕事から帰れば、

シャワーも着替えも食事もせずに

ただ…イスに座ったまま寝ている生活。

お風呂でカラダを洗うことも…

服のそでに手を通すことも…

ヒザを曲げてズボンを履くことも…

痛みを伴う行為はすべて避けていました。

そんな毎日を送る中、

上司の言葉にボクは気持ちが揺れました。

が、

ボクは毎晩考えていた、

恐怖のシナリオが頭に浮かび…

その恐怖から、

暖かい上司の言葉を受け入れる事が

出来ませんでした。

もしここで休んでしまったら…

会社へと行く気力も失なってしまい、

痛みに耐える力も失ない…

もう…会社へは二度と行けなくなる…

ボクはそんな気がしました。

『 1週間で治る病気では無いので…』

『大丈夫です』

と、誤解をまねく表現で

ボクは上司に応えました…

情けないボクの精一杯の抵抗でした…