男性リウマチに必要なこと3

このブログは真剣にリウマチに悩み苦しんでいる男性の方やそのご家族の方に向けてお伝えしています。少しでもリウマチの症状や気持ちに余裕がある方は控えて下さい。 お願いします…

今回は、

『男性リウマチに必要なこと3』

についてお話します。

前回は、

『環境と排泄』

についてお話しました。

食べモノや空気によって

カラダに大きな影響を与え…

そして、

カラダの内側から外へと出される

排泄が重要なポイントになる…

そんなお話をしました。

今回は、

循環

についてです。

循環とは『流れ』のことです。

人間のカラダは動くように設計され、

動くことが前提になっています。

なので、動かなくなれば、

カラダの機能も次第に弱っていきます。

カラダを動かせる事は、

血液の循環やリンパの循環など…

カラダの中での流れを作ります。

しかし、

現代社会はその逆方向へと進んでいます。

例えば、

家の近くにコンビニなどが現れ便利な反面、

長距離を歩かなくなったり…

テレビや照明などリモコン1つで操作ができ、

カラダを動かす機会が少なくもなっています。

しかも、リウマチの症状が悪化すれば、

関節に激痛がはしり正直、

カラダを動かす事は怖くて出来ません。

ですが、

生活のために働かなくてはならないボクは

時には痛み止めを飲みながら、

必死にカラダにムチを入れて仕事に向かって

いました。

もちろん、休日は死んだようにピクリとも

カラダを動かそうとはしませんでした。

そんな時は常に頭の中に、

このような方程式がありました。

『カラダを動かす=恐怖×不安×痛み』

カラダを動かせば痛みが出ますし、

カラダを動かす前に恐怖と不安が出ます。

なので、必要なこと以外は自ら動こうとは

しませんでした。

次第にボクは立ち上がることさえイヤになり、

トイレに行くことやお風呂に入ること、

着替えることや歯を磨くことなど…

すべてに恐怖を感じるようになっていきました。

オムツを履いたり、

嫁にカラダを拭いてもらう事など、

動かなくてもいいことばかりを考えて

いました。

しかし、カラダの循環について知ったボクは

カラダが動かなくなれば…

カラダの機能も次第に動かなくなっていく…

と、強く思うようになり

『少しでもいいから動こう』

と、少しずつボクはカラダを動かす意識を

持つようになっていきました。

もちろん、

一人で動かせられない時には、

妻や仕事仲間にも協力してもらい

腕を支えてもらいながら上下運動などをよく

していました。

早く普通に歩きたい…

早く普通に歯磨きをしたい…

早く普通に肩を上げて手を動かせたい…

そんなことばかりを考えていました。

・・・
カラダを動かせられないことが

こんなに辛いとは思いませんでしたし、

今まで当たり前に出来ていたことが

当たり前で無くなっていくことに

ボクはスゴくおびえました。

人より劣っていると感じた瞬間、

かなりボクはショックを受けました…

そして、

何も考えず普通に動くことが出来る他人を見て

ボクは羨むようにもなっていきました。

 ・・・

人間のカラダは動くように設計され、

動くことが前提になっています。

なので、無理にでも少しでもカラダを動かせる

必要があります。

カラダを動かさず循環が出来なくなって

しまったら…

同時に毒素も溜まってしまいます。

循環とは『流れ』のことです。

日々の生活や習慣も同じことです。

まずはカラダを動かすことで

循環』が行われることを意識して下さい。
 

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次に気持ち『感情』の部分です。

感情的にすごく悲しい事が起きたら…

病気になる人がかなり多いです。

例えば、

大切な家族が突然死んでしまいそのショックで

病気になったり…

1日2日で真っ白な白髪になったり…

老け込んだりしてしまう事があります。

それだけ心『感情や気持ち』は、

カラダに大きな影響を与えます。

たとえ悲しいことが小さくても、

その感情が多ければカラダに少しずつ

影響しますし、

反対に楽しいことが多ければその分カラダに

良い影響を与えます。

ただ…

たとえ深い悲しみで病気になったとしても…

その感情を乗り越えていく事で

病気を改善していく事もできますし、

反対にその感情を胸に抱き続ければ、

病気を長引かせ症状を悪化させる原因にも

なり兼ねます。

感情を支配するのは無理なことです。

ただその感情をどのように解釈するかで

気持ちが変化していきます。

そして、

その気持ちが新たな感情を創り出します。

『感情⇒気持ち⇒感情』

私の頭の中ではいつも、

このように考えるようにしています。

例えば、

ヒザの痛みが強くて歩けない状態の時、

周りの元気なお年寄りを見て、

『悔しい…』

と、いう感情になりました。

しかしボクは、

『自分がこうなったのも絶対に何か意味があるはず…』

『悔しい気持ちがあるからもっと強くなれる…』

そのように何度も何度も自分に言い聞かせるよう

努力をしました。

そうすれば次第に、

この経験を乗り越えれば…

きっとすごい自分になれる!

と、気持ちが前向きに変化しました。

そして、

『微かな嬉しさ』

を感じる感情へと変化していきました。

感情はカラダに大きな影響を与えます。

もちろん、

あなたは将来の不安や恐怖を感じる時が

殆どだと思います。

実際ボクもそうでした…

だから、あなたにお伝えしたいのです。

気持ちは変えることができます。

あなたが毎日感じる感情に意識を向けて、

その解釈に意識してみて下さい。