男性リウマチに必要なこと7

このブログは真剣にリウマチに悩み苦しんでいる男性の方やそのご家族の方に向けてお伝えしています。少しでもリウマチの症状や気持ちに余裕がある方は控えて下さい。 お願いします…

今回は、

『男性リウマチに必要なこと7』

についてお話します。

前回は、

『血液と冷えの関係』

についてお話しました。

カラダが冷えれば血流がかなり悪くなり、

リウマチの最大のでもあります。

ただの肩こりや頭痛だけでなく関節の痛み

関節の動きや朝のこわばりにもダイレクトに

影響を与える。

さらに、カラダの体温までも支配する

ミトコンドリアにまで悪影響を与える…

そんな話をしました。

そして今回は、重要で軽率に考えられている

水分

についてお話します。

あなたは水分と聞けば何を思い出しますか?

スポーツドリンクですか?

コーヒーやお茶ですか?

それとも…

湧水のようなキレイで純粋な水ですか?

・・・

現在の日本では、

『水という資源』

は、どんどん失われ続けています。

ダムの問題であったり…

工場や施設等の建設であったり…

山は切り崩され、畑は荒れ果て、

太陽光パネルはどんどんと空いた地に建ち並ぶ

ようになっていきました。

生活は便利になった分、自然が減り…

災害などの被害が全国的に広がり、

次第に災害の規模も大きくなりました。

あなたは子供の頃…

川に入って遊んだりした経験はありますか?

ボクは田舎に住んでいるので、

子供の頃はよく川で友達と遊んだり、

川に入って網を仕込んで魚を捕ったり…

細い竹の先に針をつけて魚を追っかけ回したり

して遊んでいました。

しかし、あれから数十年が経った今は…

川の水は減り、川の水は汚れ…

魚が気持ちよさそうに泳いだり、

近所の子供たちがワイワイ遊べる環境では

無くなってしまいました。

家の近くの川をボクは目の当たりにして、

つくづく水と言う資源が無くなっている事に

気づかされました。

ボクの息子にとっては川という存在は

身近に感じられない…

そんな時代になった気がします。

あなたは普段、水を飲んでいますか?

お茶やジュースでは無く…水です。

・・・

人間のカラダの約60%が水分で充たされ

重要な役割を果たしています。

例えば、

脳の中の水分量は70%…

血液の中の水分量は83%…

肺の中の水分量は90%…

とも言われ、あなたのカラダは

水分によってさまざまな機能の調整

しています。

血液を動かせ栄養を運んでくれたり…

カラダのそうじ役のリンパを動かせたり…

神経やホルモンの伝達を動かせたり…

脳の機能をサポートしてくれたり…

他にも数多くの役割を『水分』がサポートして

くれています。

逆にあなたのカラダの水分が不足すれば、

上記のような機能がすべて低下します。

現在は、9割以上の多くの人が脱水症状

なっていると言われ、その脱水症状の状態が続き

ノドが渇いている事さえも敏感に気付かなく

なっているとも言われています。

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例えば、子どもはよく

『ノドが渇いた〜!ノドが渇いた〜!』

と、頻繁に言います。

しかし、大人になれば

『ノドが渇いた〜ノドが渇いた〜』

と、頻繁に言わなくなりました。

もちろん、
子供の頃はカラダをよく動かすので

汗をよくかき水分不足になりがちです。

ただ…喋っているだけでも、

『ノドが渇いた〜!』

と言っています。

中学生や高校生の会話を聞いても、

『ノドが渇いたから〜〇〇』

と、よく言っています。

しかし、大人になれば次第にノドの渇き

を敏感に感じることが少なくなっている

気がします。

それは、

歳をとればカラダの機能が衰え…

ノドの渇きが次第に鈍感になり、

気付かなくなってしまうからです。

昔はスポーツの時によく、

『水を飲むな!』

と、部活の先生がよく言っていました。

スタミナやガマン強さをつけるため?なのか

よく指導をされました。

しかし、今の時代は逆に

『水分をしっかり取りましょう!』

と、全く逆になっています。

あの時代はなんだったのか?

と思うくらいおかしな話です…

人間はノドが渇いた時点で脱水症状が

ガマンできない緊急の状態に入っています。

そんな状態を繰り返せば慢性的に

脱水症状がつづきあなたのカラダの機能は

低下していきます。

そのためにカラダは酸性(サビた状態)へと傾き

リウマチの症状である関節の痛みを敏感させ

悪化させていきます。

車のように、

『ガソリンがなくなる=止まる』

とカンタンに解れば良いですが、

人間のカラダは頭が良いので、

どうにかして生き延びようとカラダの他の

箇所から水分を奪ってきます。

なので余計にあなたは脱水症状の緊急性に気が

付きにくくなっています。
ただ…

『人間はそんなに水を取らなくても野菜や果物などの水分があるので、水がなくても生きていける…』

と、強調している人も多くいますが

人間が生きていく事とカラダの機能を正常に

戻していく事とは、

全く話が混交しています。

あなたのカラダから1日に失う水分量は

約 2.5ℓが最低のラインです。

水を取りすぎたら病気になる…

水を取りすぎたら水毒になる…

水を取りすぎたらカラダが冷える…

など、さまざまな意見が交差してます。

が、

毎日、2ℓ以上の水を飲むことは、

ボクがリウマチを治した大きな要因に深く関係

しています。

もちろん、

前回お話したように冷たい水は禁止です。

慣れるまでは飲みにくいと思いますが、

人肌もしくは白湯を飲むことが重要です。

西洋医学だけにこだわらず、

インドの伝統医学であるアーユルヴェーダでは

カラダは自然界に存在する火・水・風 からなる…

という考え方をします。

そして、

白湯はその全てを網羅(もうら)できる水

と、されています。

水を沸かせて火を含み…

湧き上がる泡が風となり…

カラダを作る元素である火・水・風のバランスを

正常に保つ事ができると考えます。

白湯を飲むことによって、

胃腸が温められ消化機能を高めるので

必要な栄養を吸収する力や老廃物を排出する力

を上げる事ができます。

水をたくさん飲まなくても人間は生きていけます。

しかし、 

カラダの機能を正常に調整することは

次第にむずかしくなっていきます。

水を飲む習慣をつけて下さい。

今、あなたはたくさん水を飲んでいますか?

 

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